美味しくて安全、やわらかダイニングの介護食。
美味しくて安全、やわらかダイニングの介護食。
在宅で両親を介護した経験があるのですが、噛む力が次第に弱まっていく高齢者の食事をつくるのは本当に大変でした。高齢者の介護食というのは、刻み食、ミキサー食とあり、文字通り食事を刻んだり、ミキサーにかけたりして自分で作っていました。自作の介護食の問題点は、やはり食事の原型を保てないところにあります。元々の食事の原型がわからなければおいしいそうにはみえないものです。ミキサー食など、自分でも口にしてみましたが美味しくはないものです。しかし、食事介護で誤嚥というのは恐ろしいもので、高齢者は噛む力が弱まっていたり、飲み込む力が弱くなっているので、食事を詰まらせそうになったり、口に溜め込んだりすることが何度かありました。幸い大事には至りませんでしたが、看護師がいる病院や施設ならともかく、在宅での食事介助は不安なものです。やわらかダイニングの宅配食はちょっとやわらか、かなりやわかか、ムースやわらかと分かれており、介護者にとって安心して食事介護することができました。一番柔らかいムースやわらかでも一般的な食事に近い形になるように工夫されており、味付けも家庭料理のような優しい味になっていました。メニューも和洋中と豊富に用意されています。自分で作っていたときは食事の原型がなくなって罪悪感があったのですが、やわらかダイニングの食事は自信をもって提供することができました。なによりありがたかったのは電子レンジで温めるだけで簡単に調理できたことです。介護食というのは刻み食にしろ、ミキサー食にしろ介護者がつくるのは手間なものです。やわらかダイニングを利用することで自分の時間を作ることができました。そして冷凍弁当なので賞味期限も長く、もし食べきれなかったときも冷凍室に長期保存することができました。高齢者、特に噛む力や飲みこむ力が弱くなっている高齢者は小食になっているので、これは大変助かりました。介護者にとってはもちろんのこと、一人暮らしの高齢者にもとっても便利な宅配食だと思います。